だからあなたの子どもは勝てない

こんにちは!

ばむじーんです。

 

うちの子どもたちは、とあるスポーツをせーので姉妹同時に初めて、10年になろうとしています。

何のスポーツかは、控えさせていただきます。

「私たちが知らなくても向こうが知っていて、知り合いだと言っている」

ということもけっこうありまして、子どもたちにはSNSなどの投稿は気を付けるようにと常々言っております。

ここまでくるのにいろいろありました・・・。

お金をかけずに強くなるのは、今の時代はほぼ無理

以前は私も、パートをしていたこともありました。

でも、子どもがどんどん強くなってくると、エントリーする大会が県外になったり、大会会場で声をかけていただいた他のチームの方と連絡先を交換して、合同練習の打ち合わせが増えてくるようになりました。これは、子どもたちにとっては良い経験になるし、またネットワークが広がるチャンスとなるので、営業やマネージャーのような役割も、大黒柱の夫に頼るわけにはいかず、パートを辞めて私が行うようになりました。

クラブチームにも所属していますが、コーチは専任ではありません。だから、他の生徒さんに影響が出てしまうことがあってはいけないので、個人に関することは、チームと連携を取りながら行っています。

 

10年の間に、所属クラブを転々としたこともあります。

一時期独立して、子どもたちだけをチーム所属の選手として登録をしたこともあります。

でも、どこのクラブに所属しようが独立しようが、このスポーツでスポンサーがつくなんてことは、全国大会でベスト4に入ったとしてもほとんどありません。

スポンサー契約している選手は、テレビでよく見かける人でもすべてではない状態。

私たち家族は、自治体が行っている補助金制度を利用したりローンを組んだり、できるだけ車で移動したり・・・。

テレビの密着番組に出てくる、全国大会で優勝しているような子どものいる家族とあまり変わりません。

 

全国優勝しても、金銭面で余裕ができるなんていうのは本当に本当にひと握り。

マイナースポーツをしている子どもさんを持つ親御さんは、もっと大変かもしれません。

 

これで東京2020を盛り上げよう!って言っているのですから。ちょっと矛盾していますよね。

子どものやる気もさることながら、サポートしてくれる大人たちがどれだけのことをできるかにもかかってきますから。

 

「辞めたい」と思う子どもとどう向き合うか

様々な事情で、スポーツを辞めざるを得なくなってしまった子どもたちはたくさんいます。

だから、まずはどんな状況であれ、自分が本気で続けたいと思っているスポーツができることに感謝できる子どもでなければ、成果は出ません。

今は、どんなスポーツでも、できるだけ小さい頃に始めることが将来世界で活躍することができる秘訣みたいなことが言われています。

でも、中学生頃に訪れる体や心の変化により、大好きでどんなに厳しくても頑張れたスポーツを辞めたくなることがあります。

この時、「辞めたい」と素直に言える存在でいることも親の役割ではないかなと思っています。

やめたいと思う気持ちに、レベルやランクは関係ありません。

自分が本気ではないのに、親が本気で頑張っていると思いこんだまま毎日過ごしていることに対して、平気でいる子どもの方が心配です。

素直に辞めたいと打ち明けた子どもに対して、親は、

「ここまで強くなったのにもったいない」

「ここで辞めたら世間体が・・・」

「チームの士気がさがるし、周りに迷惑がかかる」

とか、辞めたいと思っている本人の気持ちを無視して、本人を取り巻く親や周囲の人々に対しての想いや意見を言ってしまいがちです。

1つのスポーツを、幼い頃からはじめてキャリアがある子どもの家庭ほど、こんな状況に陥りやすい。

また、運動能力が高くて、初めて1年くらいで結果を出してしまった子どもさんを持つ親御さんも同じ。

うちの子どもは才能が開花したんだと喜んでしまい、キャパオーバーになっている子どもの異変に気が付かない。

 

子どもにとって、親は大きく言うと、「何を言ってもいい存在」でいてほしいのではないかと思います。

「辞めたい」という言葉に、実は理由がなかったりする場合もあります。

本当に辞めたいと思う理由が、実は深刻な問題だったりすることもあります。

他のお友達のように、夢の国に行ったり、お盆とお正月くらい、家族や親せきとゆっくりしたくなることもあります。

でも、辞めたいと口では言っても、心の奥では辞めたいどころか本当は好きでずっと続けたい気持ちが眠っていることが多いのです。

そんな子どもの無意識な部分に、良くも悪くもいたずらするのが思春期の未発達な心と脳です。

だから、不満や不安、辞めたいと言ったネガティブワードを子どもが言ってきたら、まずはそんな気持ちを親に打ち明けてくれたことに対して、認めてあげなければいけないと思います。

「話してくれてありがとう」という言葉はなんだか変な感じですが、こんなニュアンスで認めてあげると、子どもは随分楽になります。

それから、辞めたくなった理由を最後まで吐き出させること。「そんなことくらいで」とか余計なことを途中途中で挟まない。

話し合いの結果、本当に辞めることになったら、指導者に一番最初に辞めると伝えるのは自分だよと言って、親は一度突き放すこと。

本人抜きで、辞める手続きを進めない。最後は子どもにお世話になりましたと挨拶させること。

習い事全部そうだと思いますが、「子どもがやってみたいと言ったから」という理由で始めたなら、辞めたいと言った子どもに責任を持たせるのも子育ての1つだと思います。

さらに、自分で責任を持つというほかに、指導者との関係性を伺うこともできるのです。

「まずは自分で辞めると指導者に言いなさい」と伝えると、顔色が変わったり、辞めたいけど自分から言いたくないと騒ぐ子どもは、

指導者に辞めると言って怒られるかもしれない恐怖と、親が助けてくれないという孤独から逃げたいという気持ちを持っています。

暴言や暴力などを交えた指導をコーチにされている場合も、このような態度になりますので、それを知るきっかけにもなるかもしれません。

この場合は、子どもではなくて親が堂々と出ていって、すぐ辞めさせましょう。

 

そして子どもはここで、辞めることは、続けることより勇気がいるものなんだと実感すると思います。

さらに、「本当に辞めていいのか。もう少し続けてみようか。」と自問自答するきっかけにもなります。

自分のマイナスな気持ちにも向き合える人間になるって、なかなか大人でもできないですから、良い経験にもなります。

そう考えると、指導者に辞めると言える子どもは、ブレない心を持っているともいえるので、別な道に進んでも自分のやるべきことを自分で見つけることができると思います。

いつまでも、辞めることに対してチクチク言い続ける親の方が大人げないかもしれませんね。

習い始めたきっかけが、「子供の将来のために」と考える親の一方的な意向だった場合は、親が最初に辞めると伝えてもいいと思います。

その代わり、「せっかくあなたのためにと思って習わせてあげたのに」という言い方はしてはいけません。

 

「怒れば気合を入れ直してくれるだろう」は間違い

「試合に負けると親に怒られる」という子どもも、とても多くいます。

私の知人に「他人の前ではニコニコしているのに、2人きりになった帰りの車内で家に着くまでお説教をする」という方がいます。1人だけではありません。

特に、試合に負けた日は、運転しながら怒りモードを維持。勝ち進んだよその家の子どもと比べてひたすら怒り続けます。

2人きりになってどんな話をしたのかなんて、普通はよその家には知られないと思うかもしれませんが、耐えきれなくなった子どもが、お友達に話してしまうので発覚するのです。

でも、お友達という存在と、親という存在は話を聞いてくれると言っても別物ですから、やっぱりメンタル的な部分で言えば、試合に負けても勝っても、親子の会話の方が影響力があります。

「負けると親に怒られる」を繰り返す子どもは、先にリードされていたり、逆転されたといった不利な状況になった時に、そのまま負けてしまう試合の方が多い場合があります。

理由は、不利な状況になると、脳が怒られている自分を意識して勝手にイメージしだすからです。

本人も気が付いていないと思いますが、無意識という意識に一度支配されると、なかなか抜け出せません。

そして、親も、負けた子供の姿を見ると車の中で怒らずにいられなくなる。

これが繰り返されるから、あなたの子どもは勝てないんだよって本当は言いたい。

でも、こういう親に限って、他の親が見ているところで子どもが負けると、

「どーせスポーツだけやってたって、ご飯が食べられるわけでもないし、おたくの子どもさんと違って、うちは弱いから・・・」

と、聞いてもいないのに勝手にしゃべりだすこともあれば、

「そんなにスポーツにお金をかけて、将来何になるっていうの?おたくの子どもさんは、本当にそれで将来幸せになるの?」

とか、ありがたいご意見を一方的に頂きます。

だからあなたの子どもは勝てないんです。

だからあなたの子どもは勝てないんです。

2回わざと書きました。

私に言ってくる言葉は、そっくり子どもに影響します。

なぜでしょうね。

将来のことなんて子どもが決めることだし、食べていけるか行けないかは、スポーツをやっていなくてもわからないことですよ。

この時点ですでに親が子どもを支配しようとしているのがバレてしまいます。

そうは言っておきながら、強い子どもと練習は同じメニューをこなそうとする。

怒られてばかりいる子どもが、負け試合のパターンから脱出するには、怒られているイメージを排除するほどの別な良いイメージが必要になります。

良いイメージというのは、例えば自分が調子よく勝っているイメージのこと。

また、大好物をお腹いっぱい食べることをイメージしながら試合に出場してもいいと思います。

試合に勝つために、試合のイメージをしなくてはいけないという捉われが、マイナスになるのです。

でも、親が変わらなければ、どんなに子どもが良いイメージを意識しようとしてもうまくはいきません。

勝っても負けても、親はいつでも自分の味方であると子どもが思えなければ、結果も良い方向には行きません。

 

すべて、私の実体験から感じたことを今回は書いてみました。

今ちょうど、中学校も高校も、メインの大会の予選がピークの時期ですよね。

 

私は、アスリートフードマイスターの資格もありますが、食べ物だけでは調子を整えることはできません。

実体験での失敗からメンタルトレーニングやコーチングの勉強をして、さらに納得しました。

メンタルに意識を向けたところで、結果はすぐに出ないかもしれません。

でも、親子間で生まれた歪が修正されていくと同時に、お互いの人生のターニングポイントになるようなチャンスに恵まれます。

 

今回の記事を読みながら、思い当たることがあるなと感じたお父さん、お母さん。

まずは、「子ども自身が今本当にやりたくて、そのスポーツをしているのか」を確認してみて下さい。

「辞めると言ったら、お父さんやお母さんに怒られると思った」と言わせてしまう状況になっていたら、

反対に親御さんが辞めてもいいよと言ってあげる勇気を持たなくてはいけないのかもしれません。

 

脳科学とか心理学とか、とても難しくて奥が深くて、ちょっとやそっとかじったくらいでは何もわかりません。

でも、体験したことは私にしか伝えられないことですので、これからも投稿していこうと思います。

参考にはならないかもしれませんが、どなたかの何かのきっかけになれば幸いです。

 

それでは(@^^)/~~~

 

以上 ばむじーんでした。