ジュニアアスリートのその先~孫を想うおばあちゃんとの会話から

2019年7月10日

こんにちは!

ばむじーんです。

7月に入りましたが、なんだか肌寒い日が続いています。皆さま、体調崩さないようにおすごしくださいね。

 

さて。早い種目で、今月末からインターハイが開催されますよね。

今年は九州・沖縄ブロック中心での大会開催。

実は我が子も選手として出場します。

応援に行くための格安航空券や宿の予約にバタバタしておりました。

 

中学校も、夏休みの後半まで頑張れば、全国大会ですよね。

こちらは関西ブロック中心。

 

バカみたいにお金がかかります。でもお金の件は、大人目線での話なので今回は置いておきます。

子どもは頑張るだけでいいから。

 

子どもは、「全国大会に出るから宿題無し」はあり得ないので、みんなと同様の宿題を隙間時間を使って、こなしていきます。

授業をたくさん休んでも、定期テストの内容は同じだし、学習面だけで考えたらリスクは多いです。

週末、大会だ強化練習だ合宿だと忙しくても、宿泊先や試合の合間に課題学習を頑張ります。

連泊中、洗濯機がない宿で生活する時は、洗面所や浴槽で手洗いをして、二の腕の筋トレを兼ねて絞り込んだら、後はバスタオルにくるくる巻いて、足踏みして脱水します。

そんな知恵も同室の先輩選手から教わりました。こんな生活を、「のびのびしていないし、汚くてかわいそう」と子どもがスポーツをしていない保護者に言われたこともありました。でも私は、精神的にもたくましくなっていく子どもたちを、頼もしいと思います。

人見知りの激しかった子どもは、国際大会で海外選手とジェスチャーでコミュニケーションが取れるようになっていました。ハグまでしたり。

味の素トレーニングセンターでも練習をしたことがあるので、有名選手と食堂で一緒だったなどという経験は相当な刺激になりました。

ちょっとだけ普通の生活ではない人生を送れている子どもたちには、これまでと、これからの経験を大いに活かして大人になってほしいと思っています。

 

そして今の時期は、インターハイや全中に向けての練習もしながら、高校生は大学のこと。中学生は高校のことも考えているのではないでしょうか。

先日、強化指定選手の合同練習会の送迎で、同じようにお孫さんの送迎に来ていたおばあちゃんと少しお話をする時間がありました。

お孫さんは男の子です。共働きの両親に代わっての送迎は大変だけれども、孫の頑張りが自分たちの生きがいだと言っていました。

しかし、

「スポーツで、ご飯は食べていけないでしょ?女の子は、旦那さんになる人次第で、どうにでも変わるから関係ないかもしれないけれど、男の子はそんなわけいかないじゃない。だから、夏休みまで頑張ったら、切り替えてそこそこいい大学の進学率が高い高校に入ってほしいと思っている」

とも言っていました。

おばあちゃんと言っても私の両親と同年代なので、こんな言葉を聞くと、自分の学生時代を思い出します。

「女なんて、結婚したら仕事を辞めるもんなんだから、大学なんて行かなくていい」とか、「そんなに一生懸命運動したって、それでご飯は食べられないんだから、新しい道具を買っても無駄。あと数カ月で引退なんだから我慢しなさい」とか・・・・。

本気で何事も取り組まないで、勝手に引いたボーダーラインからはみ出ないようにすごすことと、安定を求めるだけが社会に出ることだと伝えるのが親の務めみたいな態度でよく言われました。

でも、うちの夫は私と対照的で、

「やれるところまで本気でやってみろ!家族全員で協力してやる」という環境で育ち、天皇・皇后杯にも出場しています。

でも、周囲からは、「スポーツでなんて飯食えないのに、そんなに本気になってバカじゃないの?」とも親子で言われたそう。

これが昭和です・・・・。

 

私自身はそんな教育がしっかり根付いてしまったので、本気でチャレンジして成果を成し遂げたことはほとんどありません。

だから、このブログでGoogleアドセンスの審査に合格した時にはじめて、目標達成の快感を知りました。

経済的事情とか、どうしようもない事情は別にしても、本気で何かを頑張りたいと思う子どもたちを、上から押さえつけるようなことをしたら、本気の先に待つものを誰が教えられますか?

本気を出したらよい結果が待っているわけではないし、逆に絶望が待っているかもしれません。

でも、絶望から這い上がれる力も、本気になったことのある人間しか持てないものだと思います。

 

そもそも、「スポーツで飯が食えない」という考え方に偏りがありますよね。こういう言い方をする人は。

「バレーボールだけを頑張ってきた人が、全員バレーボールを教える人間になれないでしょう」と言いたいみたいです。

「実業団に入っても、引退すればただの人。デスクワークに回されたところで、事務の仕事なんてできんのかい?」という例えをする人も結構多いもの。

確かに、「消えた天才」という番組で、元アスリートの話にも出てくる苦労の1つではあります。

 

でも、オリンピックで日本代表選手が出場して活躍すれば盛り上がるくせに、身近にいる本気で頑張る人に対して、足を引っ張るような言葉をかけるって、なんなんでしょうね。メダルが獲れないと引退後の就職先がないとか・・・散々。

現在はプロスポーツ選手や日本代表選手が、全国各地の小中学校を中心に訪れて、スポーツのすばらしさや夢中になる大切さを伝えているのに、自宅に戻ればこんな言葉をかけてしまう大人の一声で台無しになってしまうことも多いのではないでしょうか?

引退した後も、体育会系の職に就きたいと思う方々は、オリンピアンではなくても多くいらっしゃいます。

それこそ昭和の時代は、そう思っても就職先は無かったと思います。

でも今は、そんなアスリートをサポートする会社も増えてきました。

トップアスリートとして活躍してきた方々が、続々とこのような会社を起業し始めたのです。

ありがたいなと思います。

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我が子はこれから、どんな選択をするのかわかりません。

正直、高校入学したての頃は、高校で本気でやるだけやり切って辞めると言っていましたが、今は迷い始めています。

それでも、「やりたければやればいい」と夫や私は言うだけです。

素直に食えないとか食えるで考えたら、アルバイトすればいいだけの話。

アルバイトから正社員になる事も可能だし、自分で起業したっていいし、専門の仲介業者に相談してもいい。

おばあちゃんは、お孫さんには公務員や教師になってもらうことが一番だと思っているようでした。

お孫さんがなりたかったら公務員でも学校の先生にでもなればいいんですよ。

それだけですよね。それだけ・・・。

 

そろそろ練習場へ送迎する時間になりますので、今日はこの辺で。

それでは。

ばむじーんでした。