台風や豪雨により被災された皆様へ、心よりお見舞い申し上げます。
こんにちは!
ばむじーんです。
私の住む場所は高台なので、豪雨災害の被害規模は少ない地域です。
しかし、スーパーや病院などの施設はすべて自宅を出て坂を下りた先にあるので、豪雨被害があると冠水し孤立してしまう場所でもあります。
2019年の台風19号(令和元年東日本台風)の時は、子供達が所属する部活動の顧問の先生の代わりに、県外合宿の引率を頼まれて生徒と一緒にいました。
合宿先でも大雨特別警報が出されて、子供達の安全を確保するために宿泊先の施設の方との避難の打ち合わせなどをして、眠れぬ夜を過ごしました。
このとき、家が2メートル以上浸水して家が完全に水没し自宅に住めなくなった方、1回が浸水してしばらく2階で2世帯で生活を送った方、農作物が全滅してしまった方など、知り合いで被害に遭われた方はたくさんいらっしゃいました。
泥はキレイに屋内に出したのに家のニオイが消えず、ご飯を食べられる状態ではかったという話も聞きました。
さらに当時は学区によっては学校給食センターも被害に遭い、給食を作ることができない為、断水地域に住んでいるのに毎日お弁当を作らなくてはいけないという場所もありました。
冷蔵庫も簡単に買えないから、毎日食べきれる量の食材を買いに行くしかないという話もありました。
しかし、こんな大変な中、
「食材を買いに行けるのは、自動車が無事だったから。それが救いなんだよ。車だけは何とかしなきゃと思って、高台に移動しておいてよかった」
と言っている方の生活と、車も流されて使用できなくなってしまった方の生活は、田舎に行けば行くほど、その差は歴然としていました。
車がない家庭は、買い物に行くことと給水所に行くことが困難になります。
とにかく車が欲しいので、間に合わせでレンタカーを借りた人の話では、月10万円以上の費用がかかったという話も聞きました。
しかし、ディーラーで新車を購入するにしろ中古車販売店に行くにしろ、被災した地域で購入しようとすると、車屋さん事態が被害に遭っていたりと混乱が続いているので、車が納車されるまで時間がかかります。
また、水没してしまった車の廃車手続きも、同時進行で進めなくてはいけません。
加入が義務付けられている自賠責保険は、水没した車に対しての保険金はおりません。
任意保険も、台風の被害による補償が組み込まれているものなのかは、保険会社へ確認する必要があります。
いろいろなことを同時進行で進めるためにも、効率的な方法を考えることも大切です。
まずは、水害にあった車の廃車手続きを
厳しいですが、水害に遭った車であっても、あなたの車であることには変わりありません。
そして、手続きをしない以上、使えない車を所有していることに対しての税金がかかります。
自動車保険も、毎月掛け金を支払い続けるようになります。
生活がままならない状態ではありますが、使えなくなってしまった車の廃車手続きをできるだけ早く行い、次の車を購入することが必要です。
まずは、加入している任意保険会社へ電話してみましょう。
廃車になる車を引き取ってくれる業者さんを保険会社経由で紹介して頂けたらいいのですが、「ご自身で見つけて下さい」と言われたら、どこに相談したらよいか迷ってしまいますよね。
どんな車も高価買取!廃車買取のカーネクスト
では、水没した車の買取も行っています。
水没した車に関しての分かりやすいコラムも掲載されています。➡コラムかこちらから読むことができます。
水没した車であっても、まずは車を見つけ出して、車検証を手元に持ってくることが最初の作業になります。
もしも、査定金額が思うような結果ではなかったとしても、レッカーで運んでくれるということは、今の状態ではとてもありがたいことですので、まずは問い合わせをしてみてはいかがでしょうか。
【上級者向け】中古車をオークションで落札して購入する
「実物をこの目で見てから買わないと気が済まない」というような強いこだわりが特にないのであれば、お手元にあるスマホやパソコンが台風の被害を受けていないのであれば、ネットで車を買う方法もあります。
実際、メルカリでも車を購入できる時代です。
でも、メルカリの場合、かなり安く購入はできるかもしれませんが、個人対個人のやり取りも多く、素人同士の場合はトラブルになる事も考えられますので、おすすめしません。
私の夫も昔、店舗に販売車を置かず、オークション代行を行っている会社から車を購入したことがあります。
その会社は整備がメインでしたので、オークションで落札した車に何かあっても、すぐ対応してくれるところでした。
私もあとから知ったことですが、「オークション代行だけ」を行っているところで安い車を手に入れたとしても、すぐ運転できないのはご存知でしたか?
名義変更などの手続きを郵送等でやり取りしてからになります。
そして、あくまでオークション代行業務のみを行うので、落札車両の納車前点検は行っていません。ご自身で整備工場へ点検をお願いすることになります。
名義変更に時間がかかり、さらに整備工場を自ら探して、車検が通る車として認められてやっと道路を走れるようになるまで時間がかかります。
この手間と時間は、手数料を払って解決できるものです。
手続きを自分ですることなくできるだけコストを抑えて中古車を手に入れる場合は、お住まい近くの被災されていない、オークション代行も行っている整備工場ベストだと思います。
手続きの代行手数料や整備の技術料なども中古車取扱店によっては違いがあると思いますので、きちんと聞いて納得した取引ができるようにしましょう。
車を購入せず、リース契約をする
ガソリンスタンド経由で車をレンタルしたり、リース契約をして利用する方法もあります。
でも、車が被害に遭って動かないのに、ガソリンスタンドまで行って車の相談をするのは大変な場合もありますよね。
「心も満タンに~」のCMでおなじみのコスモ石油が行うマイカーリースは、インターネット経由で契約することができます。
好きな車種や条件を特に付けなければ、最短2週間で納車できる車もあります。
ただし、大概の車は36カ月以上利用する契約をする必要があります。
車を購入すれば、週末ちょこっとしか乗らない人も長距離をガンガン乗る人も、ローン金額は変わりません。
しかし、リースの場合は、乗り方や距離数、オプションサービスの有無によっても料金プランが変えられます。
リースとローンの違いについても、ホームページに記載がありますので、ご覧ください。➡初めての方へ
私は違う会社ではありますが現在乗っている車はリース契約です。会社によって条件やサービスが全然違いますので、いろいろ調べて検討してみて下さい。
お勤めになっている会社経由で利用できるリース会社がある場合、優遇される点も多いので、ご担当者様へ問い合わせてみるのも良いと思います。
最後に
車なしでの生活は、地方では難しいですよね。
バスや電車で用足しがしづらい地域ではなおさらです。
そして冬が来て雪が降ればもっと大変です。
でも、被災されたから何もかも無料になるということはなく、融資の返済にかかる費用が優遇される、税金が軽減されるといった事がほとんどなので、これまでの生活より負担や費用がかさむことには変わりありません。
それぞれの方により良い条件で、良い車と出会えますようにお祈りしております。
以上
ばむじーんでした。