こんにちは!
ばむじーんです。
コロナウイルス関連が大きくなる前から、我が家にあるものを整理しはじめて、今はかなり落ち着きました。
ブログやinstagramにアップしたこと以外にも、ちょこちょこ不要品を売って、トータルで10万円以上になりました。
すでにそのお金は生活費に回してありませんがね💦
これまでの大まかな買取記録は、カテゴリー名「ライフスタイル」の「収入」から見ることができますので、お時間あればのぞいてみてください。
家の中の物がどんどんなくなってすっきりしていくと、あるものが目立つようになります。
何だと思います?
ほこり? それも間違っていません・・・・。
それは、数々の不要になった収納グッズです。
見た目も美しく、わかりやすくスマートな収納を心掛けるには、やはり便利グッズを頼らずにはいられません。
でも、物が無くなって、逆にたくさんの収納グッズが余り困ってしまいました。
しかもほぼ100円グッズなので、買い取ってもらえたとしてもよくて10円の世界。
特に容器は、「何か入れるものが出てきた時に役に立つ」という気持ちが抜けませんので、不要品として処分するのにも勇気がいります。
収納のプロが、「要らなくなった収納グッズは処分しましょう」と言っているところって、見たことありますか?
ないですよね。
100円グッズが10個もそろうと1000円なわけで、不要と判断したものが家から無くなってみると、その1000円も無駄な買い物だったのではないかと思ってしまいます。
こう考えると、たくさんいらっしゃる収納や片付けのプロのどなたか一人だけの意見だけを参考にするのは、ちょっと危ないことなのかもしれません。
もくじ
失敗に学ぶ、私流の片づけ
1.片付けると決めたら、とにかく不要品を家の外に出すのが最優先
何も処分する物がない人であれば、すぐにでも快適な収納方法を模索すればいいと思います。
ただ、混同したらまずいと思う考え方がいくつかあるなと思っています。
- 「不要品」は「ごみ」ではなくて、これからの生活に必要がないと思う物である
➡だから、要らない物を、自分は使わなくても別の誰かに使ってもらえるような人生へ連れていってあげる(手放す)という解釈をすればいい。
- 「もったいない」「まだ使える」そう思うなら、今すぐ毎日使ってあげて。
➡いつも使っている物は、ちょっと勝手が悪くても壊れていても、現在進行形で生活の一部になっているから問題なし。でも、使いもせずにずっと引き出しや押し入れの奥に眠ったままなら、たとえ未使用品でも、それはもうこれからの人生に必要がなくて、「不要品」である。
- 「いつか使うかもしれない」の「いつか」は来ない。
➡これは片付けのプロが口をそろえて言いますよね。「いつか」が訪れた時には、もうその物へ対する愛はなくなっていて、違う物に目移りする確率が高いです。今のあなたの容姿や考え方など、何一つ変わらず未来を迎えることはまずありません。
夫が、これらのことを言う人なので喧嘩しながら片づけました。
すべての物に思い出があるだの、買った当時は高かったのに買取見積もりをとったらあまりにも安すぎて文句を言ったり。
古いものは残しておけば置くほど、プレミアがついて、いずれ購入当初より高い値段が付くと思い込んでいるみたいです。
存在すら忘れていた物を突然目にしたら、プレミアだのお宝だのっていう言葉を使えばどうにかなるのは、夫本人の気持ちだけ。
でも、このようなもやもやが片づけを進めていくうちに無くなっていったようで、今ではすっきりした家でくつろいでいます。
単身赴任なので週末だけ我が家に戻ってきていますが、帰るのが楽しみな家になったのはうれしいことです。
(例外)たくさんの物に囲まれていると安心する人は、心に問題があるかも
私が住んでいる地域に、以前全国的にも有名なごみ屋敷と呼ばれるお宅がありました。
現在は取り壊されて、ここに住んでいた方は施設に入所されたようです。
実は、独身時代に働いていた職場で、1人暮らしの女性高齢者の家を掃除する仕事をしたことがあります。
こちらも立派なごみ屋敷状態。
足腰が高齢で弱っているばかりではなくて、目も見えなくなってきているのに様々な物が散らかっていて、私達でもまともに歩けない状態でした。
この女性立会いの下、明らかに要らない汚れた刺身が入っていたトレーとか、ビリビリに破けた生地をごみ袋に入れていくと、
「まだ使えるから捨てないで」
「何でもかんでも捨てるなんて、お金をどぶに捨てるようなことしやがって」
こんな言葉を繰り返しつぶやかれ、なかなか作業が進みませんでした。
夫の母もそうで、もうゴキブリまみれになっている高く積まれたカップラーメンの容器も捨てないでと言って怒る人。
以前かいたゴキブリの記事は、「親族」とだけ記載していますが、正式には夫の両親宅です。

この二人が共通していることは、
「幼い頃に、物がなくひもじい生活をしたから、たくさんの物に囲まれているだけで豊かになった気分でいられる」
と言っていること。
キレイに整頓してしまうことが良いこととしないで、たくさんの物を山のように積み上げることで、貧しい時代を脱出できたと思うことで精神の安定を保っていたようです。
また、私の父も同じように貧しい子供時代を過ごした人。
でも、父はたくさんの物に囲まれていたいという気持ちは、先の女性二人と同じですが、テトリスのようにきれいに並べ積み上げる人。
そして、誰にも触れさせません。ちょっとでも物が動いていたら、
「誰が荷物を動かした!?」
と騒ぎ始めます。
どちらのタイプも、心に問題があると私は思っています。
だから、こういう人に断捨離や収納アドバイスをしても一筋縄ではいきませんし、心理カウンセリングの方が優先だと思います。
一番良いのは、心理カウンセリングに精通した収納アドバイザーに、とことん付き合ってもらうことではないでしょうか。
2.仲間分けをする。1つのエリアに集中させる
我が家がそうだったのですが、取扱説明書が家の至るところにありました。
例えば、
「洗濯機の調子がおかしくなったら、すぐ確認できるように脱衣場ファイルに入れて脱衣場に置く」
という感じです。
だから、テレビの説明書はテレビのそば。電子レンジの説明書はレンジのそばに。
でも、これらの調子がおかしくなるなんてあまりないことですし、いざおかしくなったら、取扱説明書がそばに置いてあることを忘れて、書類が並んでいる棚を探してしまいます。
ということは、取扱説明書は書類棚にまとめておいたほうがいいわけです。
ペーパーレスの時代になったので、最近は取扱説明書が初めからついていない家電製品も増えてきましたね。
でも、紙媒体としてあるものは、あえてアプリで読み込んで処分するようなことはしなくていいと私は思っています。
紙として存在していることが煩わしいと思っている人がすればいいだけで、紙がいいとなれば整頓して残して、すぐ場所が分かるようにしておけばいいと思います。
これは他の物にも言えること。
ワンルームでも部屋のあちこちに食べ物が置いてあるよりは、コーナーを設けてそこ一点を食べ物エリアとしておくだけで、生活にもメリハリがつくと思います。
これもまた、夫の両親の話なのですが、年中出しっぱなしのこたつの上に、しょうゆやソースなどの調味料が置きっぱなしになっています。
「取りに行くのが面倒」とのことですが、これは食事の準備と後片付けの時に、セットの動作として調味料の出し入れをすればいいだけだと思うのです。
結局のところ調味料のことだけではなく、万年布団で空き部屋があるのに布団の上でご飯を食べていたりと、いろんなところで歪がでているので、こういう考え方の人に収納方法の提案をしても無駄に近いのです。
何とかきれいに生活してもらいたくて、自腹で収納グッズをたくさん買って一緒にしまったこともありましたが、現在はしまったはずのものがすべてむき出しになっていて、空の収納ケースが、部屋の隅に高く積まれています。
部屋が散らかっている人のお宅を、収納できれいにする企画をテレビでいくつか見てきましたが、不要な物を手放すことをしない人が、その場で提案されただけの収納術を知ったところで、きれいな生活を維持できるのかといつも疑問に思っています。
不要な物を手放せない人は、収納スペースなんていくらあっても足りません。
別な番組で部屋をきれいにしてもらったはずの芸能人の家が、数か月後違う番組で放送された時には、元通りになっているというのも何度も見てきました。
あれ?っと思った人は私以外にもいるはずです。
このようなことから言えるのは、収納グッズがあれば部屋がきれいになるという考えは間違えで、キレイを維持するためのメンタルを維持する方が大変だし、本人の意識あるのみということです。
3.収納の細分化は慎重に。ざっくり収納で何が悪い?
私だけが使う物なら、私が使いやすいようにすればいいだけのこと。
でも、家族が共有しているエリアの物は、家族全員が使う物の収納方法に納得していなければ、家族関係がギスギスしてしまうと思います。
先日、テレビでコジマジックさんのご自宅の様子が放送されていました。
物1つ、動作1つ細かく計算されていて、すごいおうちです。
でも、ドライヤーの収納スペースのところで、夫婦間の考え方の違いが浮き彫りになっていましたね。
コジマジックさんは、ドライヤーのコードの巻き方までこだわって収納を設計したのに対し、奥様は、コードは巻き方にこだわらなくてもしまってあればオッケーという考え方のようです。
それでも、巻かずにしまったコードをきちんと戻すことに生きがいを感じているコジマジックさんがご主人だからうまくいってるわけで・・・・。
もしこれが、乱れたコードを見てキレるご主人だったらと思うと私はぞっとしました。
家で常に緊張したまま過ごすようになるのではと思ってしまいました。これでは、家がきれいでも家族関係はうまくいきません。
家がきれいなのに家族関係がうまくいっていないのを、風水のせいにしちゃったりする人もいますよね。
我が家で片づけをして収納グッズが余ってしまったと冒頭でお伝えしましたが、厳密にはざっくり収納なので、使う気がないという言葉の方が正しいかもしれません。
- 床に直置きしない
- 使ったら元に戻す(しまう)
これだけ意識していれば、全然違うと思います。
ざっくりカゴにボンっと入れて棚にしまえば、それでいいでしょう。
これができない人もいるのです。
まずは、この二つを無意識に家族全員ができなければ、共有スペースの収納を細分化するのはやめた方がいいと思います。
使ったら元に戻すことのできない人に、細かい収納指示を出しても頭に入ってきません。
だって、本人はそれで困っていないから。
最後に・・・現在も散らかっています。
日常を効率よく過ごすための収納管理という面に関して言えば、我が家はほぼ終わりました。
ざっくりでも、家族が互いにしまってあれば気持ちがいいと思う生活ができています。
しかし、まだ散らかっている部分があります。
それは、手放せない物の収納です。
一番は、撮りためた写真類の振り分け。
あとは、趣味に関する物です。
不要品を手放して仲間分けをして、空いたスペースに趣味のグッズを収納しようと思っているのですが、まとまりません。
こまごましたこれらの共通点を見つけて、さらに仲間分けをしてからそれに適した収納方法を考えようと思います。
私は、片付けに関する資格は持っていませんし、お気に入りの収納のプロがいるわけでもありません。
でも、民間の心理カウンセリング講座の基礎は受講修了しているので、収納と心の関係はとても密接なことだと感じています。
それを踏まえて、まずは自宅を徹底的に片づけました。
家を片付けるということは、お金をかけなくてもできるカウンセリングと同じです。
そばにカウンセラーがいるわけではありませんが、物と向き合うことで湧く感情を客観的に知ることができるいいチャンスです。
忙しい日々を送られている方も、引き出し1つだけを開けて仕分けをする程度の日々を続けていけば、必ず気持ちに変化が現れると思いますよ。
それでは。
以上 ばむじーんでした。