こんにちは。
ばむじーんです。
飲食業を営まれている方はテイクアウトメニューを開発したり、農家さんは野菜の詰め合わせをドライブスルー方式で販売したりと、苦境の中いろいろなアイデアを出してコロナ危機を乗り越えようとされている方々がたくさんいらっしゃいます。
それでも、他業種に渡り倒産や廃業となる企業などは減っていく様子はありません。
そんな中、「コロナのおかげ」という言い方は良くないのですが、ネット販売をしてこなかった農業、漁業、畜産業等の生産者様がネット販売を開始しはじめたことで、その地でしか買うことができなかった食材が、遠くにいても手に入るというシステムができあがったことは、消費者にとってはうれしいことです。
今回、記事にさせていただく「うかい農園」のショウガもその一つ。
梅雨に入りなかなか体調がすぐれないので、近所のスーパーで買った硬い根ショウガを薄く切って、手作りガリを作った記事を投稿したら、うかい農園さんにフォローして頂いたのがきっかけでした。
「ショウガを食すこと」にはもともと興味があったし、好きな私。
コロナ前に、テレビで紹介されていた生姜料理専門店をメモしておいて、東京に行ったら寄ってみたいお店としてリスト化していたりもしました。
ただし自宅では、これまで子供の大会引率や練習場への送迎などをメインにしていたので、手早く料理をする中で、刻んだりすりおろしたりするだけの隠し味的な食材として、根ショウガだけはストックを切らさず買っていた程度。
生のままだと子供が辛いと騒ぐので、みそ汁にすりおろしたり、細かく刻んだ生姜をカレーに入れたりするような使い方がほとんどでした。
しかし、なぜか辛いと騒ぐ割には生姜焼きだけはうまいと食べてくれたので、運動後の食事のメインメニューにする事はよくありましたね。
そんな程度だったので、うかい農園さんのinstagramを見て、「金時生姜」という名前もはじめて知りました。
- 金時生姜は日本独自の品種
- 1度使用した金時生姜の畑はその後7年使用できないと言われているほど、土壌の栄養をたくさん含んだ高品質な生姜である
- 魚料理についているピンクの先っちょだけ食べる生姜は「はじかみしょうが」と言って、この金時生姜を種にして栽培方法を変えて育てたもの
- こちらのスーパーで売っている「葉生姜」とは品種が別。
など、知らなかったことだらけ。
そして何より、送料の件は別にしても無添加・無農薬の金時生姜が300gで390円という値段と、はじかみ生姜のまっすぐなフォルムと、黄色とピンクと葉の緑色のコントラストに惹かれました。

写真は、実際に注文して我が家に届いた商品です。
現在は販売を終了している商品やプランもあります。
左端の茶色い小さな里芋のように見えるのが金時生姜。これは500g入っています。
注文した翌々日くらいには、特に問題がなければ届きます。
無添加・無農薬で作られた生姜なので皮ごと食べられます。
その代わり、これまでスーパーで買っていた根ショウガより日持ちしませんので、早めに手を加え、しばらく保存できるようにしておくことが必要です。
うかい農園さんのinstagramや、クックパッドなどを参考に我が家では次のように保存食を作りました。

写真向かって右がはじかみ生姜の甘酢漬け。左が、うかい農園さんおすすめレシピ「金時生姜の醤油漬け」です。
はじかみ生姜の甘酢漬け
クックパッドの投稿を参考にさせていただきました。
しかし、クックパッドで使用したはじかみ生姜は、こちらの生姜より硬いと思われます。
というのも、一晩または半日甘酢に漬けておくというレシピが多かったのですが、待ちきれなくて3時間程度で一本味見をしたら、もう取り出さないといけないほど漬かっていました。
それだけ、うかい農園のはじかみ生姜は柔らかくて新鮮だということがわかります。
また、甘酢のおかげで辛みがマイルドになります。回転寿司チェーンのガリよりも食べやすいと感じました。
無添加・無農薬なので砂糖の量を調整したら「お寿司屋さんのガリが好きなお子様」にも安心ですし、食べやすいと思います。
生姜を取り出した後の漬けた液体は、炭酸水と割って飲むと美味しいです。
※やわらかいしえぐみのない辛さなので、そのまま味噌をつけて食べてもおいしいです。
※私は今回茎や葉の部分を捨ててしまいましたが、うかい農園さんに確認したところ、茎は筋取りの手間はありますが、トロピカルフルーツと合わせてスムージーにするのもおすすめだそうです。
※また、消臭作用もあるので茎を束ねて冷蔵庫に入れて臭い消しに使ったり、茎や葉を乾燥させて入浴剤のように使うのもおすすめとのこと。
※生姜の葉はとにかく緑色が美しいので、お料理の飾りとして使うと映えます。
金時生姜の醤油漬け
うかい農園さんのinstagramに投稿された動画通りに作りました。
安心して皮ごと調理できるのが良いです。
生姜料理専門店を経営する方も、ショウガは皮側に栄養があるから捨てないでほしいとテレビで言っていました。
生姜、醤油、卵の黄身、そして写真ではのせていませんが、青ねぎを散らせば、白米に合わないはずがないというのは想像できるかと思います。
いつものスーパーでいつでも買える根生姜でも、同じように作ればおいしくできると思います。
でもはじかみ生姜同様、辛みは強いですがえぐみのある重たい辛さではなく、スッキリする辛さなので、箸が止まりません。
食べ終わって残った醤油ダレは、炒め物に使ったりして最後までおいしくいただけます。
今回、写真撮影用に黄身だけを白飯に乗せましたが、白身も一緒に食べてももちろんおいしいです。
煮沸消毒が可能な蓋つきの瓶に入れて置けば、1週間程度は日持ちしますが、我が家はおいしすぎてたくさんかけすぎてしまい、そこまで残りませんでした。
※100円ショップで販売している蓋つきの瓶は、熱湯を使用できない場合があります。瓶底などの注意書きを確認してから準備してくださいね。
また、先日食べに行ったお蕎麦屋さんで出された生姜の天ぷらがおいしかったので(皮をむいた根ショウガを、縦にスライスして棒状にしたものをてんぷらにしていました)、うかい農園さんの金時生姜を使って、変わりかき揚げを作ってみました。

冷蔵庫の残り物野菜などと一緒に揚げました。
油で揚げることにより、辛みがかなり抜けますので細く薄く切って、他の具材と混ぜて揚げれば、辛みが苦手な方でも食べやすいと思います。
最後に
生姜の成分が体のあらゆる部分に有効なのは皆さんご存知のことと思います。
普段健康維持のために根生姜を食べていたものの、体が温まっているとか汗をかいてきたという症状が実はみられなかった私ですが、金時生姜を食べていたら、少量でも体が熱くて汗が出てくるようになり驚いています。
生ではじかみ生姜を1本かじっただけでそういう感覚が味わえるし、辛みの中に甘みやうまみも感じられたことにも驚きました。
更年期の初期症状のようなものを感じているこの頃。
もともと私は代謝が悪いので、症状が重症化する前に改善できる部分はなんとかしたい。
体の不調が普段の食事で改善されるのなら、こんなうれしいことはありませんよね。
「お取り寄せで食べるなら、せっかくならお肉とか・・・」という気持ちもわかりますが、普段は脇役のようにしか感じていなかった食材が、質の良いものであれば主役級のおかずになることを、是非実感してほしいなと思います。
今回、うかい農園さんの許可をいただいて記事を書かせていただきました。
うかい農園の金時生姜、及びはじかみ生姜をぜひとも食してみたい方は下記からどうぞ。