私は私。
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片付けで人は変わることができるのか?

片付けで人は変わる?

おはようございます。

ばむじーんです。

これまで我が家の不要品をドサドサとまとめて処分や買取をお願いしてきました。

いくつか不要品がお金になったという記事を書いていますが、そのうち2つを下記に載せておきましたので、興味のある方はのぞいてみて下さい。

宅配買取
コロナウイルス絡みで外出を控える今だから・・・宅配買取を利用して部屋を片付けませんか?こんにちは! ばむじーんです。 コロナウイルス感染拡大防止措置で休校・・・・ 会社勤めされている親御さんは、本当に大変...
売りまくり
買取金合計 39,000円(11/13~11/27)こんにちは! ばむじーんです。 今回は、11/27までに、いろいろ売って39,000円になった経緯を書いていこうと思います。...

「断捨離」という言葉が一番わかりやすいし手っ取り早いのですが、「断捨離」という言葉は商標登録されていますので、タイトルには使いませんでした。よく見ると、断捨離の脇に小さく®が入っていることが多いので、見てみてください。

私は断捨離トレーナーでもなければ、収納スペシャリストなどの資格もありません。

でも、心理カウンセリングの基礎を勉強すると、やはり住まいの状態と家主や部屋主の心理状態はリンクされているということは、ほぼ間違いないようです。

収納グッズを買う前に
収納グッズを買う前にこんにちは! ばむじーんです。 コロナウイルス関連が大きくなる前から、我が家にあるものを整理しはじめて、今はかなり落ち着きま...

以前、上のような記事を書きました。

この記事の中に、夫の母と私の父のことについて書きましたが、その後二人の住まいがどうなったかお伝えしようと思います。

夫の実家

夫の母は、精神疾患があります。

私が夫と結婚してすぐ、様子がおかしいと思い暴れ騒ぐところを何とか精神科へ連れていって、統合失調症と診断されました。

現在は落ち着いていますが、服薬は欠かせない状態。

でも、おそらくもともと発達障害なのではないかと思う事が多々あります。

発達障害という言葉が世に広く知れ渡ったのはここ最近ですし、もう70歳もなれば、高齢からくるものなのかもともとのものなのかもわからないので、うまく付き合っていくしかないのだと思います。

本人は、いまだに私は正常だと言い張るのですが・・・。

タンスに物をしまうとパニックになるので、全部出しっぱなし。

夫の実家には洋服タンスがありません。

タンスがあった時、タンスの中が空っぽで洋服が散らかり放題だったのを全て夫と二人でしまってあげたのですが、その後はどこに何があるのかわからないということで不安になり、当たり散らされる羽目に。

透明な衣装ケースにしまえばいいということでもなくて、自分の物がそこら中で目視できる環境ではないと落ち着かないようです。

義父も長年一緒に暮らしてきて感覚が麻痺しているようで、衛生的に問題があることにも一切目がいかないし気が付かない。

現在は、タンスを処分して、アルミラックを組み立ててたところに洋服がむき出しになっていますし、畳の至るところに洋服があります。

ゴキブリ退治
実録!高齢者宅ゴキブリ駆除3日間 ※苦手な人は読まないでください。画像あり。こんにちは! ばむじーんです。 いろいろありまして、先日3日間かけて、親族の住む家のゴキブリ駆除を行いました。 木造平屋建...

上の記事は夫の実家の話なのですが、部屋に薬剤を散布する時にはむき出しになっている洋服もすべてビニールで覆ったりしなくてはならず、しかも、畳の上に置いた洋服は小さい虫がついていて洋服に穴が開いている物もあり、この洋服の処分もしたいと許可を取るために義母に相談したのですが、頑なにダメだと言われました。

散らかった家にあっという間に元通り

専門業者も呼ばず、トラウマになるほどのおぞましい数のゴキブリやわけのわからない虫の駆除もして、絨毯やカーペットも新しいものに取り換えたり、洋服もむき出しにしておきたいならきれいにたたんで重ねておけばいいでしょと並べてあげたのですが、掃除が終わった直後から、新しい絨毯には醤油をこぼしたり、食べかすは拭きとらずに床に払って終わり。

洋服もあっという間にぐちゃぐちゃに。

また、余計な虫が増えるまでにそう時間はかからないでしょう。

もう夫も私も手出しはしないことにしました。

私の実家

テトリスのように積み上げた荷物はどうなったか

私の実家は、倉庫が別にあるわけではなくて、家の屋根裏部屋を倉庫として使っています。

屋根裏部屋の床が抜けてしまうのではないかと思うくらい、ぎっちぎちに並べられ、積み上げられた荷物たち。

「すべて俺がいつでも使えるように管理しているから、余計なことして手を出すな」

とよく父は言っていましたが、屋根裏部屋から必要だと思って引っ張り出してきたことなどありません。

「不要品をたばこ代に変えてみようとは思わない?」と提案

私の父はお酒はほとんど飲まないのですが、タバコだけはやめられない。

とっくに定年退職をしているのですが、身内の借金を肩代わりしたり、連帯保証人になってしまっていて、70歳になっても借金まみれ。

今は、足の不自由な母と一緒に自宅で内職をしています。

年金と内職の収入だけでは借金や生活費にほとんど消えてしまい、娯楽費まで回らない状態。

それでも、たいして趣味もないし、ギャンブルは宝くじを少々買う程度。

せめてタバコくらい好きに吸わせてくれという感じです。

娘としては一刻も早く禁煙してほしいのですが、たばこがまた値上がりするニュースを見て、良いアイデアが浮かびました。

「たばこ代を稼ぐ」という理由で不要品を手放すように導く作戦です。

「売りに行くのは私。買取金額はすべてお渡しします」に父動く。

「俺も一緒にリサイクルショップに行ってみたいから、連れていって」

不要品がたばこ代になる。お店でのやり取りは、全て娘の私がやる。

ただ車に一緒に乗っていくだけでお金がもらえるなんて・・・と思ったようで、屋根裏部屋に入った途端、スイッチが入ってどんどん不要品が2階へ降ろされました。

ひとつひとつ、荷物を開封して確認する度、

「これは買った当時、すごく高かったやつ」

「これは珍しいやつだから、きっと高く売れる」

などと言っていました。

「期待はしないでね。たばこが2個買えたらすごく良いと思ってね」

と、わざと相場を低めに伝えてがっかりさせないようにしていました。

壊れて使い物にならない家電は、ごみ収集所に出すのが面倒でしまいこんでいたというものもありましたが、神経質な父なので、不要品と言えど保管状態が良いものばかり。

これまで私自身がリサイクルショップをはしごしてきて、査定のルールが店ごとに違うというのを知っているので、お店をはしごする順番や品物の振り分けをして、私の車に入る分だけ積めこんで、父とリサイクルショップを巡るドライブへ。

大小合わせて170点くらいで約5000円になりました

地方のリサイクルショップで、状態が良ければ買取金額が比較的高いと思うのは、やはりハードオフやオフハウス。

買い取ってもらった主な物は以下の物。

  • 未使用で外箱付きのキッチン用品
  • 未使用で外箱付きの作業用長靴
  • 使用済みだけど部品が全部ある、30年前のテント
  • 使用済みだけど外箱がある着物用の草履とバッグのセット
  • 使用済みで泥汚れがある30年前のウェーダー

ウェーダーとテントは、買取してもらえないと予想していたのに、

「コロナの影響で、アウトドアの需要が高まっているから」

という理由で買取してもらえた。

ウェーダーは胴付き長靴のことです。

意外な物で買い取り不可と言われたのは、

  • 未使用で外箱付きのホーロー鍋

家電製品が製造年から10年経過したものはほとんどのお店では引き取らないのと同じように、ホーローも10年から12年の期限があると言われました。

ここで、買取金額約3500円をいただきました。

残ったこまごましたものや外箱のないものなどは、別なリサイクルショップで買い取ってもらいました。

このお店では、オフハウスで引き取らなかった未使用のホーロー鍋が一番高く売れました。

ここで、約1500円をいただきました。

5000円を父に手渡ししたら・・・

これまで父の気持ちの中では、

「借金が多いから贅沢はできないし、使えるものは古くても取っておけばいつか出番が来るのだから、出番が来る時まで大切にしまっておくべき。でもたばこだけは許してほしい」

みたいな感じでした。

でも、「いつか」が来ることはなく、思い切ってまずは私の車に入る分だけの不要品を手放したわけです。

すると、買取査定中の間、店内の様々な商品を見ているうちに、

「俺さ、新しいランニングシューズが欲しいんだよね。急ぎじゃないし、今使っているシューズはまだ使えるからいいけどさ。でも、みんなこうやっていろいろな品物を売りに出して、そのお金で違う何かを買ったりしているわけなんだよな。これからほしいなと思うものがあれば、まずは手間だけど、こうやって不要品をお金にするのも手なんだな」

と言い始めました。

手間暇一番かかっているのは私ですけどね・・・。

でも、次回私が実家へ帰省する時まで不要品を選別しておくからと言っていましたので、良い意味で父が変わり始めたような気がします。

どこも引き取らなかったものは

壊れている家電製品は、わざと目に付くところに置いて、面倒でも該当するごみの日に処分をするように伝えました。

ただ、ひとつだけ私が自宅に持ち帰った不要品があります。

私がパソコンを購入する前まで使っていた、プリントゴッコです。

メルカリを調べたら、プリントゴッコ本体だけでは購入されるのは難しいですが、プリントゴッコにはなくてはならない、ハイメッシュマスターの未使用品が付いていると本体込みで購入されやすいようです。

上記の画像をクリックしてもらうとわかりますが、現在も楽天やAmazonでは、かなり高額で販売されていますし、メルカリでもそう変わらない値段で取引されているケースもあります。

私は、部品がほとんど揃っていたのと、未使用未開封のハイメッシュマスターや他の消耗品で未使用品があったので、メルカリで約3000円で購入して頂けました。

0円が3000円になりました!

うちの子供の部屋

安定の次女。不安定の長女。

次女は小さなころからきちんと整理整頓をする子。

その代わり、たぶん書いた本人も忘れていると思われる、破いたノートに書き綴られたもらったお手紙などもまとめて空き箱に入れてしまっておくタイプ。

長女は、夫の母のようなところがあり、いつも来ている洋服をタンスにしまう意味があるのかなど屁理屈を言ったり、物の仲間分けができないタイプ。

特に長女は、一時期精神的に参ってしまった時期があり、その時の部屋はひどかったですね。

自宅を離れる時に、これからの生活に必要のないものは置いていきなさいと伝えたら・・・

先に長女が家を離れて下宿生活を始める時に、

「これから新しい生活が始まるのだから、なりたい自分を想像して、それに見合う物だけ持って行きなさい。あとは思い切っておいていきなさい。」

と言ったら、本当はミニマリスト向きなのかというくらいほとんどの物を自宅に置いていきました。

昔を懐かしむような卒業アルバムなども一切持っていきませんでした。

2年後、次女にも家を出る時に同じことを伝えたら、次女は卒業アルバムや後輩からもらった色紙、写真は全部持っていきました。

それ以外はやはり置いていきました。

現在の下宿での部屋は・・・

親がたまに訪れて、部屋の様子を見たり掃除をして欲しいと管理人の方から言われているので、数カ月に1度、様子を見に行きます。

相変わらず次女はきちっとした印象を受ける部屋で、長女はちょっとごちゃついて見える部屋なのですが、片付いてはいます。

遠征が続いたりして、溜まりに溜まった洗濯物があると2人ともあらあら?といった感じになりますが、この場合は多めに見ています。

自宅では手伝いもまともにしてくれない子供達だったのに、自分で洗濯したり掃除をしたり、勉強したりとよくやってるなと思います。

片付けは、自分でしなきゃ人は変われない

夫の両親、私の父、うちの子供達・・・

それぞれの「片付け」には違いがあります。

  • 夫の両親は、片付けを一切自分でやらなかった。夫や嫁の私任せ。
  • 私の父は、生涯住み続ける家の不要品を自ら選別して手放した。
  • 子供達は、新しい環境に変わる節目の片づけを自分でした。

その結果

  • 夫の両親の家は、あっという間に元通り。
  • 私の実家は、一部だが不要品が無くなってスッキリしたし、父が自分の中で不要品の選定基準が定まってきたので、もっと片付けることができる見込み。
  • 子供達は、新しい生活が始まり、これまでの自分とは違う価値観が生まれてきたので、自宅で不要だと思った物とは違うジャンルの物が増えたし、自己管理ができるようになった。

未来の自分を想像できる人が片付け上手になる

70歳くらいの高齢者に、自分の未来を想像しろというのはちょっとコクな話かもしれません。

でも、今置かれている状況が不満で「もっとこうしたい」と思う何かがあれば、「こうしたい」と思う事が達成した自分を想像して、不要品の選別ができるのではないかと思います。

夫の両親は、自分自身の理想の生き方を想像することができない。夫と私がきれいにした部屋をそのまま維持しようとする気持ちは無いし、キレイ=気持ちがいいという感覚にならないようです。

「キレイにしてくれてありがとう。私達は片付けができないからまたよろしくね」

と思っている。

部屋が汚くなれば、また助けに来てくれると思っている。

よく考えれば、部屋の件以外でも、昔から手遅れになる一歩手前のところまできてトラブルを放置していたりすることが多い。

だから、冷たいようだけどお願い事をされた時、断ってみました。

大したことないお願い事です。

すると、その日以来一切お願い事をされなくなりました。

逆にこのことが、もしかしたら部屋の状態をさらに悪化させているかもしれません。

でも、面倒なことや誰もやりたくないことばかりを放置して息子家族に迷惑をかけておいて、自分達は古いものや使わない物を処分することをかたくなに拒むというのは、勝手すぎると思います。

私達も、過剰に面倒を見過ぎたのかなと反省しています。

 

反対に、私の父はたばこ代という言葉に始めは釣られましたが、自分の意志で手放したものをお金に換えました。

正直、父のことでは、まだまだ不満があることがたくさんありますし、身内同士のトラブルも解決できていません。

でも、いろいろな過去の自分の価値観にがんじがらめになっていたのが、片付けたことで、今はすこしだけほどけた状態だと思います。

もっとほどけたら、父自身がもっと変わっていくと思うし、母や私、兄弟が思う父への不満も解消されるかもしれないと期待しています。

「屋根裏部屋の物は触るな!」と家族に言い続けた父が、処分している姿を母は驚いてみていましたから。

 

子供達は、新しい生活を始める時に自分が必要な物だけ持って行った時点で、それぞれの未来のなりたい自分像がはっきりイメージされていたのだと思います。

だから、実際新生活が始まっても、気持ちの浮き沈みは多少あってもなりたい自分像がブレることが無かったし、目標を部屋の壁に貼り付けているくらいです。

実家暮らしの頃にはありえなかった姿です。

いろいろな片付け方法があっても、基本的なことは同じ

断捨離や片付けの本は、このように世の中にたくさん出ています。

でも、家族の片づけのケースをそれぞれ体感してみて、どの本を読む前に必ず頭に入れておいた方がいいと思ったことは、たとえ認知症や脳の障害があったとしても、そうでなかったとしても、

家の主や部屋主が、本当に自らの意志で片づけたいと思っているのかどうか

これに尽きます。

第三者が汚いと思った部屋でも、部屋主が今のままでいいと思っているなら、部屋主は汚いことが不快だなんて思いません。

だから、ごみ屋敷という家が存在するのだと思います。

汚いと思った人間たちの圧力に負けてしぶしぶ片付けるような場合は、また散らかります。

それは、主が「汚い」という感覚を持ち合わせていないから。

そして、きれいになることで環境が変わることを恐れているし、今の状態が落ち着いていて、守られているような感覚でいられるから。

片付けることを拒む理由は、そこにあります。

だからこそ、「片付けをしてあげる」とか「こんなのいらないよね」という言葉は、逆効果なのです。

部屋の状態は心の状態を映し出すとよく言われていますが、身近な家族のそれぞれのケースに立ち会ってみて、それがよく分かりました。

「家族には、もっと部屋をきれいに使ってほしい」

とか、

「夫の実家が汚すぎて行きたくない」

というような不満は、テレビや本を読んだところで簡単に解決できるものではありません。

なぜこうなってしまったのかをまずは知って、相手に寄り添うことが大事だと思います。

この「寄り添う」が、家族同士でもできないんですよね・・・。

あー片付けって奥が深すぎる。