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うちの子はアスリート

スポーツ推薦で高校入学した我が子が、大学受験をしようとした結果…

大学受験

こんにちは!

ばむじーんです。

中学生の皆さん、受験勉強頑張っていますか?

私立高校ですと、そろそろ受験意志を固めて準備を始めたり面接練習も入ってくる頃ではないでしょうか?

最近、私のブログでよく読まれている記事がこちらです👇

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タイムリーと言いますか、やはりこの時期いろいろ悩まれてる方もいらっしゃるのかなと思います。

私のこのブログは、HOW TOとかノウハウ系ではございません。

匿名でざっくりとした情報しか出さない内容も多いですが、基本的には事実を元にブログを書いています。

今回は、親元離れて下宿生活をしながら大学受験生として生活している長女のことをメインにお伝えしようと思います。

コロナで大きく変わった上の子の進路と険しき道

もしも、コロナがなかったら

こんなことになる前は、2019年のインターハイ出場から波に乗って、2020年になってすぐに地域ブロック大会で優勝したので、3月に行われる予定だった全国選抜へ向けて猛練習中・・・のはずでした。

また予定では、2020年のインターハイも予選を突破して出場を見込んで動いていましたし、その他全国大会の予選も控えておりましたので、高校3年生として部活が一区切りする時期は9月末の予定でした。

このままいけば、部活を一生懸命やって定期テストを何とか頑張って良い点数を取ることを意識しているだけで、娘の志望する職業に就けるような大学の学校推薦枠を利用して進学をするという計画でした。

具体的な大学名は指定せず、

「この学力と評定なら、あの大学の指定校推薦枠を利用できるかもしれない」

というザックリしたものです。

あくまで前年度の卒業生の進路先や、前年度指定校推薦枠のあった大学がどこだったかという情報だけでの話し合いです。

うちの子供ばかりではなく、同じ部活に所属する3年生メンバー全員が同じ方法での進学を希望していました。

コロナで大会がすべて中止に。これがうちの子の考えを変えた

1つ、同じ部活の3年生メンバーとうちの子との違う点を挙げるとすれば、

「今やってるスポーツはどんな結果であれ大学では続けない。高校が最後」

という意志があったこと。

この意思が、コロナで全ての大会が中止になったことにより思わぬ方向へ進み、私達親も悩むこととなります。

他の3年生メンバーは、大会が全部なくなっても大学でもスポーツを続けていきたいという意志は変わらなかったので、感染予防に努めながら練習に励んできました。

またちょっと言い方が悪いですが、このスポーツを続けることで「スポーツを続けることを条件に指定校推薦で行ける大学」があるので、特別な受験勉強をする必要性がありません。

※受験は必要ですし、スポーツ推薦だからと言って合格が保証されているわけではありませんが、基準を満たしていて受験当日に変なことをしなければそんなに心配することではないそうです。

ところが、うちの子。

9月いっぱいまで部活を続けていれば、自分の将来をじっくり考える時間がないくらい忙しかったはずなのに、集大成となるはずだったインターハイも無くなり抜け殻のようになった時期を過ぎて、自分の将来について考える時間ができました。

それで、自分の学力で挑戦できる範囲で「学びたいことが学べる大学を、自ら選んで受験したい」と言ってきました。

いくつかの大学からスポーツ推薦でのオファーも頂いたのですが、すべて断りました。

このお誘いで受験していれば、大学のレベルでいうと中堅校と言われるところに入学できたかもしれないのですが、本人が頑なに拒否しました。

夏休みに、指定校推薦のある大学のオンライン相談会などにも積極的に参加しましたが、どうも思った勉強ができる学校ではないと思ったらしく、学校推薦枠のある学校も全て受験しないと決めました。

離れていながら親子喧嘩が絶えない状態に

親元離れて生活をしている時点で、私達夫婦は子育てを卒業したと思っています。

自らの意思で離れたのだから、親が育てるという仕事は終わったと思っています。

しかしながら、スポーツに打ち込むあまり下の子供も含めて世間知らずな面が多分にあって、特に上の子は大学受験を甘く見過ぎているのではないかと強く感じたので、指定校推薦のある大学の受験もしないと連絡してきたときはかなり揉めました。

毎日スマホ越しに喧嘩です。

大学のオンライン相談会に親子で参加して、同じ情報を共有しながらお互いの思う事をぶつけ合いました。

「親元離れて生活できているくらいで、一人前になったと思って勘違いしているのではないのか?」

とも思いました。

また正直スポーツ推薦で高校入学をさせる時、大学を一般入試で行くという選択はないし、忙しすぎて受験対策はできないものと考えていたので、その分どんな方法でも「行ける大学に拾ってもらえる」という保険がついているのならばという理由で受験を許可したのです。

それが今になって行きたい大学に自ら受験して行きたいと言い出したので、親としては

「私立高校でお金をかけて散々スポーツやっておいて、大学浪人になるのかもしれない」

という焦りといら立ちが日々大きくなってきました。

さらには、以前はセンター試験と呼ばれていた「共通テスト」も受験しないことにしてしまい、我が子が何考えてるのかますますわからなくなりました。

案の定、総合型選抜入試で落ちる

今年度から、「AO入試」から「総合型選抜入試」に名前が変わりました。

どういう試験なのかと問われると専門家ではないので詳しくはお答えできないのですが、ざっくり言うと

「学力の差は無関係で、行きたい大学へ行けるチャンスをものにできるかもしれない試験」です。

芸能関係のオーディションをイメージしてもいいかもしれませんね。

全ての大学が学力無関係というわけではありませんし、最低限の学力の基準が設けられていたりもします。書類審査もあります。

でも、面接やプレゼンといった自己PRタイムがあるので、うまくいけば合格できるかもしれないのです。

この方法で受験をするためにパソコンを購入して、パワーポイントが使えるように勉強する子も多くいます。

そのかわり合格者数はかなり少なめなので、募集枠は広いけど狭き門。

うちの子はこれで合格できると過信していました。バカですよねほんと。

面接は何を聞かれても大丈夫だから、「ワンチャンいけんじゃね?」と思ってたみたい。

我が家の子育ては、自転車の補助輪を外して乗れるようになるまでに擦り傷をたくさん作って乗れるようになるのと同じで、「何事もダメもとでぶつかっていく」という方針でした。

この子育ては、メンタルの弱い子はただのトラウマにしかならないという説もありますが、「人は生まれてから必ず大なり小なり困難にぶつかるんだから、自転車ぐらいでトラウマになったら、その先困難に打ち勝つなんてできるわけがない」と思って育ててきました。

とはいえ、親も不合格通知が来た時はやっぱりへこみます。本人は過信していたのでなおさらです。

希望大学を変更して、公募推薦の願書を出しました

総合型選抜入試で合格したら、ちょっと一般入試では手が届かないかもしれないような大学に入学できてしまうというメリットがあります。

入学後レベルの違いに苦労することもあるかもしれませんが、入学までの準備期間に基盤をしっかり作る時間があるのも、この受験方式の良いところでもあります。

でもそんなレベルの大学を、一般入試で再受験するとなるとそれはまた別の話です。

さすがに我が子も、一般入試で戦う自信はないとの事。

無理して学習塾にでも行かせれば望みはあるかもしれませんが、金銭的に無理です。

それに、ここに来てやっと我が子は「自分は大学受験をなめていた」と気が付いたのです・・・。

スポーツ推薦で私立高校に入学して自力で大学合格を目指すことは、スポーツの種目によって違いはあるかもしれませんが、かなりの強い意志と入学直後からの準備と対策を万全にしないと厳しいと思います。

不合格通知が来たその日のうちに学びたいことが学べる大学を片っ端から探して、なんとか公募推薦の願書提出に間に合う大学を探しました。

公募推薦方式は、指定校推薦と同じで学校からの推薦書がないと受験できません。だから、学校にできるだけ早く相談して、対応して頂く必要があります。

ただし、面接無しで指定された教科での受験をすることになりますので、指定校推薦のような保証のようなものは全くありません。(面接がある学校もあります)

受験費用は交通費や宿泊費も含めてかなりかかりますが、チャンスは1回でも多い方がいい。

担任の先生よりも早く学校へ到着して、出勤したところを呼び止めて相談してすぐ推薦会議や書類の準備などの対応をしていただくことができました。

自分のために、親身になって迅速に対応してくださる方がいることにも感謝して、受験当日は実力を出し切ってほしいなと思います。

スポーツ推薦で高校受験を考えている方へ

「今年度はコロナのせいで特別なだけ」と思ってはいけない

「オリンピックのような、全世界共通イベントも中止になるような非常事態なのは今年だけで、来年以降は落ち着くでしょう」などと思っていると、大変なことになります。

今の高校3年生は、大学受験方式が変わった初年度の受験でもありますが、実際のところ今年は受験方式の名称が変わっただけで、ほぼ内容は昨年度までと同様だと言われています。

ということは、本格的に受験内容が新しいものへスライドしていくのは来年度以降ということです。

ベースは学校の定期テストでの高得点維持ですが、指定校推薦枠の受験方式も今後変わるかもしれません。

というか、すでに変えてきている学校もあります。

評定を0.5ポイント以上あげてきたり、指定校推薦という受験方法そのものを撤廃した学校も出てきたり、「指定校推薦でも不合格となる場合があります」という但し書きを表記して、ふるいにかけやすいように対策したりする学校も出てきました。

ほぼ据え置きと言われる中でこういう学校が出てきているので、高校の先生方も焦っている部分もあると保護者会でおっしゃっておりました。

今高校受験をしようとしている子供達が大学受験をする頃には、指定校推薦の内容もかなり変わっていると思っていた方が間違いないと思います。

同じ学校の1年生は、文理選択もより細かく希望

上の子と同じ学校に、今年から次女もスポーツ推薦で合格して通っています。

上の子が1年生の時と明らかに変わったのは文理選択の件です。

上の子の時はまだ志望大学は決めなくてもいいけれど、文系か理数系かだけははっきりさせて2年生へ進級するという感じでした。

しかし今年の1年生からは、今のうちから受験したい大学と学科をいくつか挙げて、そこに絞って受験科目の対策をした方が良いという方針に切り替わりました。先生方だけでの結論ではなく、民間の受験分析を行っている企業との話し合いもあってのことだそうです。

我が子たちの通う学校は特進科と普通科に分かれていますが、もう受験校を絞ってしまうとなれば、特進科だろうが普通科だろうが関係ないということになります。

それは「指定校推薦はあると思うな」ということも意味します。

いつの時代もあてにするべきではない思いますが、これからスポーツ推薦で高校受験をする人こそ、なおあてにしてはいけない時代になりそうです。

一昔前の大学受験に求められていたことを変えていこうとして、今年から本格的に変わる予定だったわけですから、スポーツ推薦枠だけは昔も今も変化がないというわけにはいかないでしょう。

我が家は、上の子が理数系の受験で現在てんやわんやの中、下の子は「大学って何?」という説明から始めなくてはならないくらいな状態でした。

毎年1年生は、今頃はすでに学校行事として大学見学をしていたり、大学の先生が来校されて出張講座を終了している予定でしたが、すべて中止になった中で文理選択の時期は変わらないという事態になり、我が子と同じような疑問を持っている生徒は多いです。

しかし、本来は大学や将来のことを考える余裕もないくらい部活漬けの日々を送るはずの下の子が、ここでじっくり考える時間ができたことは、ラッキーじゃないかと私は思っています。

高校入学前から大学調べをする事は、全然早いことではない

本人は大学へ行ってもスポーツを続けたいと思っていても、例えば高校在学中にけがをして続けられなくなるかもしれません。

そうなってから、慌てて受験対策を練り直すことになっては遅すぎる場合もあります。

今回コロナによって生活が変わった上の子は、受験対策はかなり遅れを取ったし間に合っていません。

進学校では入学前から課題に追われることも多いようですが、その分高校3年間で学ぶべき授業を早めに終わらせて、大学受験対策の時間を多めにとります。

そんな勉強量をこなしている人間と、スポーツ推薦で高校に入学して定期テストでいっぱいいっぱいになっている人間が、受験で同じ大学を選んで受けることになるのです。

ものすごく恐ろしいことだと思いませんか?

このような学力の差をなくすために、推薦枠の基準を大学受験制度が変わる時期に合わせて変更してきている大学が多いのが現状です。

もちろん今は高校受験生は合格のことだけを考えるべきですが、合格したら大学調べをしてみることも全然早いことではありませんし、大学受験を考えての勉強をスタートさせてもいいと思います。

まだ願書提出まで余裕があるなら、もう一度じっくり考えて

スポーツ推薦で高校入学をしたら、スポーツだけやってればいいわけではありません。

学業とスポーツの両立が必須です。

しかも学業の場合は、定期テストでの高得点維持と同時に、大学を一般受験で合格できる力を身につけることが求められます。

「うちの高校にきて部活やらないか?」と高校の先生が声をかけてきたとしても、先生が最後まであれこれ面倒を見てくれるわけではありません。

声掛けやフォローはあっても、全てにおいての決断は自分でしていくのです。

そして、「こんなはずじゃなかった」と思う事が入学後高確率で起こると思います。

親元から離れて暮らそうが家から通おうがこれらは同じです。

以前もブログで書きましたが、高校受験が楽でいいという理由でスポーツ推薦で私立高校を入学するのであれば、こんな時代になってしまったからこそおすすめできません。

また、本人は本当は行きたくないのに、親に懇願されたとか権力のある大人の命令だからという理由で入学しても、入学してしまったらもう誰のせいにもできません。今度は部活を辞めたいとか、学校を辞めたいとかそういうことで揉め事が起きるのが想定できてしまいます。

スポーツ推薦で高校受験をする事に今迷っているなら、その悩みは勇気を出して保護者に正直に話した方がいいですよ。

また、保護者の方もそういう気持ちに気づいたならまだ立ち止まる時間はありますし、出願をしない選択も必要だと思います。

スポーツ推薦で高校入学を希望すると「専願」になるので、合格してしまったら原則は違う高校へ入学することはできません。

どうしても出願をしないということに迷うのであれば、私立高校を一般受験して「併願」扱いにするのはいかがでしょう?

所得額によって金額に違いはありますが、今は国の補助制度があるので、私立高校の授業料も実質無料から半額程度になる可能性があります。

スポーツ推薦で入学する際に受けられるはずだった授業料以外の特典は受けられませんが、学力試験を突破して併願で合格しているので、部活動に合流しても自分の意志で退部することが可能です。

入部して簡単に辞められるわけではありませんが、特待生ではないので拘束力はないからです。

また、高校入学した始めの年は一般生でも、2年生以降の部活動の成績や学校の配慮によっては準特待生のような待遇に変更可能になることもあります。

私立高校でスポーツを続ける方法は、大学受験方法を選ぶようにいくつか選択できるのです。

このような選択をして、好成績を残しつつも自分の生きたい大学へ一般受験をして合格をした子もいるんですよ。

いずれにせよ、本人のブレない決意があることが条件ですが。

 

ぜひ、願書を出す前にもう一度話し合ってみて下さい。

 

長くなりました。

以上 ばむじーんでした。