こんにちは。
ばむじーんです。
うちの長女は2021年4月より、専門学校へ通うことになりました。
なので、大学共通テストを受験されている方々よりも一足お先に学生マンションの契約もすんでおります。

↑こちらの記事でも少し触れたのですが、コロナ禍での受験の為、合否に関わらず学生マンションの内見や仮契約を受験のついでに進めていきました。
不合格になった学校のある地域と、今回合格した専門学校は全く違う地域にあります。
不合格になった学校を受験した時に、学生マンションを仮契約してお世話になった不動産屋さんは、おそらく学生専用物件を取り扱う会社では全国シェアNO.1ではないかと思います。
全国に店舗があるので、専門学校がある地域の学生マンションの件についても引き続きお世話になってもよかったのですが、私自身不動産の知識はほとんどありませんので、違う不動産屋さんからもいろいろ情報を得たかったし、それでだめだと思ったら、以前お世話になった不動産屋さんにまた相談すればいいやという思いで探しました。
そうすると、内見や仮契約の段階で違いが見えてきて良い勉強になりました。
今回は、そんな経験で得たことについてシリーズ化してお伝えしようと思います。
もくじ
不動産屋さんに相談する前に、親子である程度話し合うこと
「合格したらすぐ1人暮らしができる物件を探さなくちゃ」と焦ってネットで検索すると、大概大手の不動産屋さんのサイトが上位に来ているし、名前もテレビでよく聞くような会社だったりすると、「ここで相談してみようかな?」という気持ちになりがちですよね。
大学に合格すると、大学の敷地内にある学生寮の申し込みが始まったり大学生協経由で物件を紹介してくれるケースもあるみたいですが、アルバイトをする事を考えると大学が郊外にある場合、バイト先を探すのに苦労するケースもあるみたいです。
大学構内にある飲食チェーン店でバイトをする方法もあるみたいですが、構内にあるので人気が高く空きがないことも多いと聞きました。
また、コロナの影響で大学が休校になれば営業ができませんので収入が途絶えてしまいます。
大学生協経由で探す物件も、大学へより近い場所で費用も抑えられる物件はありますが、最寄駅からかなり遠かったり、女子の場合だと憧れの1人暮らしのイメージとはかなり違う物件の方が多いかもしれません。
これは以前、娘が大学へ行こうと考えていた時に、希望する大学の敷地内にある学生寮のことや大学生協経由の物件などについて調べて感じたことです。
地域事情が違うので、通う大学がある地域がどういうところなのか、生まれ育った土地ではない場合はなお、親子で把握しておく必要があると思います。
「どのような条件でお探しですか?」にすぐ答えられるようにしておくのは全国共通事項
どこの不動産屋さんに相談しても、「どのような条件で住まいをお探しですか?」と必ず最初に尋ねられます。
現在はコロナの影響もあって、来店して相談する場合は予約制な場合がほとんどですし、現地へ行くのにも簡単な話ではありません。
電話で相談しつつ物件のデータをメールで送ってもらって進めていく方法をとる場合もあるし、電話で聞き取った物件の資料をすぐに郵送で送って下さる場合もあり、対応はケースバイケースです。
個人情報などを登録せずに物件情報が確認できるインターネットのページだけでは、情報が足りません。すでに満室なのに掲載している場合もあるし、よく話を聞いてみなくては分からない諸費用がたくさんかかります。
まずは、親子でどんな条件が理想なのか箇条書きで出しあってみてください。
以前仮契約した不動産屋さんで聞いたエピソードですが、親子で話し合いもせずに来店して、店内で親子喧嘩に発展してしまうケースがたくさんあるそうです。
親からすれば「そんなところにこだわってるの?」と言いたい部分も、子供からしてみたら譲れない部分だったりするのです。
例えば、身だしなみにとても気を付けている男の子は、「部屋は狭くてもいいからとにかく独立洗面台がある物件じゃなきゃ嫌」と思っています。
そんな希望があることを不動産屋さんではじめて聞いた父親が、「男のくせに何が独立洗面台だ!部屋なんて何でもいいだろう!?」と怒って喧嘩に発展するのです。
このような喧嘩も込みで自宅で話し合ってくればもっと効率よく物件探しができるのに、喧嘩の仲裁に不動産屋さんが入るだけで進展なしとなることも珍しくないそうです。そんなことしている間に、好条件の物件はどんどん契約が決まっていきます。
地域の家賃相場が分からない場合でも、絶対に譲れない条件だけを先に伝えておけば、平均的な家賃の物件を含めていくつか提案してくれます。
ちなみに、我が家の希望条件をいくつか挙げるとこんな感じ。
- 最寄駅から徒歩10分以内
- マンション周辺の道路は夜でも明るく人の往来や交通量があること
- モニター付きインターホンがある
- 家具家電付き
- 門限無し
- 3階以上の部屋に住みたい
- できれば風呂トイレ別
- 病院が近くにある
- コンビニや食料や日用品が手軽に買えるお店が近くにある
- キッチンが付いていて自炊ができる
- 事故物件ではない
などなど。
わがやはとにかく、一個一個出した希望にいちいちケチつけないでそれぞれの考えを箇条書きにしていきました。
それから共通の条件はまとめて、違う考えについてはそれぞれの想いを口に出して話し合いました。
家賃相場は地域によって違いますので、これらの条件がすべて叶うならいくらぐらいの家賃なのかを、まず不動産屋さんに調べてもらって提示してもらうのが先決です。
物件探しの番組でもそうですが、まず最初に提示してもらった情報がベースになりますし、せっかくおすすめしてもらったけれどなんかしっくりこないとなれば、再度条件を絞り直す時間も必要になります。
どんどん時がたつにつれて、良い物件はなくなってしまいますから急がなくてはいけないし、結構大変です。
ちなみに、「事故物件ではないかどうか」を不動産屋さんに確認する勇気はなかったので、実際提示して頂いた物件名と住所をネットで検索して調べました。
でも、第1希望にしていた物件が事故物件だとわかってしまうと結構ショックは大きいですね。15年以上も前の事件事故だと割り切りたくても、知ってしまうと気持ちが悪いなと感じてしまいました。
不合格となってしまった学校自体も事故物件として表示されていたりすると、複雑な思いです。
「学校にはどうやって通いますか?」もよく質問される
現地に行けなくても学校周辺の事情は調べておく
最初に受験して不合格になったエリアでは、電車を乗り継いで大学へ行くのが当たり前の地域でした。
大学は駅からすぐの場所にあったので、自転車を購入する予定はありませんでした。
アルバイトをするにしても、大学から学生マンションの間の沿線上で探せばいいと思ったからです。
でも、不合格になって全く違う地域の専門学校に通うと決めたら、電車はたくさん走っているけど自転車を持っていないと不便に感じる場所でした。
私達は最初に仮契約した物件も今回本契約した物件も、直接現地で確認しているので想像していたことと違うことがたくさんあることに気づきました。
しかしコロナの影響で、学校見学無しで自宅から近い受験会場で試験を受けて合格して、引っ越し当日までその地域へ行かないという方もいると思います。
そんな中でも物件選びに失敗しないために、「どんな方法で通学するか」も必ず調べて決めて下さい。
これはのちに、学校に出す通学届にも関係してきます。
電車通学をするなら学割を適用させるために学校の証明書が必要になります。
地域や学校によっては、電車やバスの学割が適用されるエリアが決まっていることもあります。
以外に学校から学生マンションまでの距離があるように感じても、学割対象外のエリアであれば、自転車通学をする事を考えるのが賢明です。
自転車で通うにしても学校へ届け出る必要がある場合があります。特に多くの専門学校はそうだと思います。
学生専用物件を契約する時に、同時に自転車に関する契約も進めることになる場合も多いし、「入学してしばらく様子を見てから考える」では、物件内の駐輪場は先着順で契約こともあるので遅いのです。
また、駐輪場が空いていたとしても勝手に自転車を置くことはできません。学生専用物件を管理している不動産屋さんによってルールは違いますが、以前仮契約をした不動産屋さんでは、必ず専用のステッカーを自転車に貼ることが義務付けられていました。(ステッカーにも経費が掛かります)
もしかすると、学校でも専用のステッカーを貼るルールがあるかもしれませんので確認してみて下さい。
これはもちろん盗難防止の目的でもありますが、敷地内の管理が行き届いていることをアピールすることにより防犯へもつながっています。
「自転車を使う使わない」は引っ越し費用に影響する
高校時代に通学に利用した自転車を新たな進学先でも使う場合は、その自転車をどうやって運搬しますか?
ご家庭で車に積んで運ぶという場合は問題ないですが、そうでない場合は自転車だけを業者へ任せて発送する場合と、引っ越しの荷物と合わせて業者任せる場合のどちらかになると思います。
引っ越し料金も、自転車があるかないかで随分金額にも影響が出ると思います。
でも自転車は、特にこだわりがなければ現地で買った方が運賃より安く済む場合もありますのでよく検討してみて下さいね。
引っ越し業者への予約も早くしないと思い通りのスケジュールで引っ越しができなくなります。
うちの子供が高校通学に使っている自転車は、卒業した部活の先輩のおさがりです。しばらく野ざらしになっていたものをもらって整備し直して乗っていました。なので卒業を機に処分する予定です。
子供が住んでいる下宿のすぐ近くにある自転車屋さんに相談したら、防犯登録の抹消届をすれば1000円で引き取って処分してもらえるとのことでしたので、お願いしようと思っています。
結構決めることが多いので計画的に
合否が分かる前に不動産屋さんとは仮契約ができる
志望校の合否が分からなくても、現在は物件を契約できる不動産屋さんが多くあります。
しかし、合否発表前の仮契約ルールは不動産屋さんによって全く違います。
また、不動産屋さんによって経費事情も異なります。
この続きは②で書こうと思います。
これから学生専用物件を探すご家庭は、まずは親目線と子供目線から希望する条件を出して話し合いをしてみて下さいね。
それでは
今回はこのへんで。