新トプ画
私は私。
群れることは、必要最低限にとどめています。 雑記ブログです。
遅発性統合失調症

|ブログ|遅発性(高齢者)統合失調症【遅発パラフレニー】の家族をもって ⑩減る幻聴幻覚と引き換えに

こんにちは。

ばむじーんです。

遅発性統合失調症の義母と向き合って、20年になります。

前回のブログはこちらからも読めます。

遅発パラフレニー⑨
|ブログ|遅発性(高齢者)統合失調症【遅発パラフレニー】の家族をもって ⑨服薬開始こんにちは。 ばむじーんです。 遅発性統合失調症の義母と向き合って、20年になります。 前回のブログはこちらからも読め...

服薬は1日1回、夕食時に義父がわけたみそ汁の中へ、リスパダール内服液を入れる生活を続けることになった。

義父は忙しい人で、平日の仕事はほぼ定時で終わるのに一度18時過ぎに帰宅した後、義母とご飯を食べてから夜はほぼ毎日ボランティア活動をしていたので、19時ごろ再び家を出てしまえば22時過ぎまで留守。

だから、義母と一緒に夕食を食べる時間に、確実に内服液を義母の口に入れないとあとはタイミングがない。

お風呂も相変わらず一人で義母は入らないので、口げんかしながらも義父は一緒にお風呂に入ってから、夜のボランティア活動へ出かける日々。

若いころ、仕事中に事故に遭い脳に少し損傷を負ったあたりから、義父は性格が変わったのではないかと息子である夫は推測しているが、夫が生まれる前の話。定かではない。

頑固で変わり者で、チンピラが年取ったみたいな感じの人。

私はこの義父にも人生を引っ掻き回されたと思っているが、義母の面倒を見てボランティアもこなすタフさだけは尊敬している。

口喧嘩をしながらお風呂に入るころには、義母は薬が効いて強力な眠気に襲われる。

まるで酒に酔ってろれつが回らない人のようになる。

「もう眠くて何もしたくない」

とお風呂から上がれば、短い髪の毛もびしょびしょのまま、万年布団の上に転がり寝てしまう日々。

でも義父からすれば義母が寝てくれた方が安心だし、戸締りをきちんと自分がして、夜再び帰宅した時は自分がカギを開けて入ればいいだけ。

義父が出張や旅行の時はどうするのか

問題は、義父が仕事で出張になったり、こんな事情も知らない義父の知人が旅行へ行こうと誘ってくること。

この義父は外面が本当に良くて、みんなから良い人だと言われることに生きがいを感じている面もあるので、旅行も断らない。

「奥さんも一緒に」とよく言われていたようだが、そこは得意の嘘で更年期がひどくてみんなに迷惑かけるからなどと言ってかわした。

こういう時は、夜のみそ汁ではなく朝のみそ汁へリスパダール内服液を入れて、朝ご飯を一緒に食べてから旅行に出かけたりした。

そうすれば昼間は義母は寝ている。でも夜はギラギラして眠れない。

一泊二日の旅行の場合は、翌日の夕方帰宅する義父を、ひたすら一睡もしない義母が気を逆立てて待っている状態。

二泊以上になると、当時はまだ離れて住んでいた私たちの家へ何度も義母から連絡が来る始末。

「父ちゃんがいないと不安で眠れない」という内容のこと。

こうなってしまうと、一日一回で済んでいたリスパダール内服液の効き目が薄くなり、いつまでも起きているので、次の食事のみそ汁へ再び入れて飲ませたりして調整していたようだ。

毎月薬だけをもらい続けて様子を見る

でも、リスパダール内服液を飲み続けてまもなく、幻覚幻聴による不思議な発言がほとんどなくなった。

薬は毎月病院で医師の問診後に1月分の処方をされるという流れになるので、義父だけが毎月病院へ行き、義母の様子を医師に伝えて薬を処方してもらった。

医師は初めて義母に会い診察した当時は、リスパダール内服液では効果が期待できないのではないかと予想していたそうだが、そう時間がかからず落ち着き始めた報告をすると驚いていたそうだ。

ただし、いずれ本人をまた病院へ連れてきて直接会って診断することができなければ、薬を出し続けることはできないので、大目に見て1年に1度は何とかして義母を連れて行かなくてはならないということは言われていた。

ここをどう切り抜けるかが今後の家族の課題になる。

副作用

義母もものすごい鈍感というわけではないので、みそ汁を口にするたびに「なんか苦い」と首をかしげながら飲んでいた。

また、夏の暑い時期は

「みそ汁なんて作らなくていいから!暑くて飲みたくない!」

と義父を怒りみそ汁を拒んでしまうので、緑茶に入れて飲ませていた。

しかし、緑茶の方が苦みが強く出てしまい苦いとよく訴えていたが、苦みよりも副作用の一つであるのどの渇きが強くでていたので、苦みは一時的なものとしてやり過ごすことができていた。

こうしたリズムができて義母の様子も変わってきたが、それはそれでまた困ることが増える始まりでもあった。

 

 

続きはまた今度。

 

※おことわり※

リスパダール内服液は、緑茶やみそ汁などの飲み物へ入れて服薬すると効果がかなり減少してしまうので、病院や処方箋薬局でもこのような飲み方をすることはすすめることはありません。

私たちは、このリスクも知ったうえでとにかく義母に服薬をさせたくて行っていました。

また、最近は個人輸入代行サービスを利用して、病院での診察を受けなくてもジェネリックの精神病薬を手に入れることができます。

このブログを読んで同じような悩みを持つ方が、本人が嫌がるので病院に連れていくことができないという理由から、同じような薬を輸入代行サービス経由で手に入れたりするようなことがあっても、一切責任は負いません。

高血圧や糖尿病などの疾病があると、このような抗精神病薬を飲むことで病状が悪化することがあります。

追々記録していこうとは思っていますが、義母も長年の服薬の影響もあって糖尿病が悪化し、入退院を繰り返すようなことにもなりました。

あくまで私たちが経験してきたことを記載しているだけですので、家族がおかしいと思いながらこのブログを読んでくださっている方は、できるだけ早く精神科へ本人を連れていく方法を優先に考えてください。