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遅発性統合失調症

|ブログ|遅発性統合失調症の家族をもって【遅発パラフレニー】⑬義兄の結婚

こんにちは。

ばむじーんです。

遅発性統合失調症の義母と向き合って、20年になります。

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突然の義兄の結婚

身だしなみがまともにできないのに、セミフォーマルな服装なんて

某私立大学を首席で卒業したらしい義兄。

義兄とは私はさっぱり話も価値観も合わない。

夫も実兄ながら話が合わない。

合わない最大の理由が、義兄は現実よりもメディアの世界に陶酔しがちがったから。

それでいて、否定されると何倍もの知識で戦おうとする。

実際に経験したこともないのに、机上の空論だけで論破しようとしたり、テレビやメディアの内容を信じ切っているようなところは義母にそっくりだし、否定された時のマウントの取り方は義父にそっくり。

そんな義兄ができ婚することになった。

お相手は同じ職場の方。

仕事は辞めずに産休育休を利用しながら続けていくとのこと。

とてもこだわりが強い義兄夫婦は、妊娠中に披露宴をせず出産後に落ち着いたら執り行いたいとのことで、急遽両家が集まって結納だけすることになった。

結納をすることになったのはいいが、おしゃれな感じの会場はそんな簡単に空いているわけがなく、結局は義父の人徳(ほぼ強引)で小さな結婚式場の会議室を抑えてもらい、そこが会食会場になった感じ。

義父は自分が主導権を握ってあれこれ動くことが好きなので、予約が取れない中何とかなったのは俺のおかげなんだということをずっとアピールしてくるのが面倒。

結局そういうことに走り出すと、義母の状態をすっかり忘れる。

結納だ会食だと言われても、義母は何をしていいのかわからない。

義父が全部相手の両親と電話で話したりして決めてしまうのはいいが、義母の状態なんて全然考えない。

義兄とお相手の方は正装でも、それ以外の親族はセミフォーマル的な服装にしましょうということになった。

義父は一張羅のスーツを着て髪にポマードをべったりつければちゃんとして見えるけど、義母はどうするのかと聞けば、洋服も何を着ていけばよいかわからないし、洋服屋さんに買いに行きたくないと騒ぐ。

自宅にあるタンスから昔の洋服を引っ張り出して着てみるのはどうかと提案したが、もともとおしゃれ着を持つという概念がなかったのと、自宅でずっと義父の両親の介護をしていたので催事はすべて断ってすごしてきたから、黒い礼服しかないとのこと。

私たちが結納を行ったときに来ていた服はあったが、結納が行われたのは2月。今回は9月。だから着回しが利かない。

仕方がないので、サイズを聞いてこちらで洋服を手配した。

義母の身なりを結納仕様にするまでが大変

週末に我が家に訪れることばかりではなく、結納の日取りが決まってからはこちらから義父母宅へ行って、義母の様子を見に行ったりもした。

見に行ったら、白髪は義父がお風呂で染めてくれたらしいが、義母の髪型は小さな子供がはさみでいたずらして自分の髪の毛を切ってしまったようにガチャガチャだった。

「何その頭?」とびっくりして聞いてしまうほど。

「だって、邪魔なんだもん」と義母。

しかも鏡を見ずにこたつで適当に切ったようで、床に髪の毛が散らばっていた。

義父はこんな散らかった様子も、がちゃがちゃの義母の髪もなんとも思わないとのこと。こっちも変だ。

あまりにもひどくて素人ながら私が切りそろえた。

ゴミ袋を切り裂いて椅子の下に敷き、ばあちゃんの髪をお母さんが切っている姿を子供が面白そうに見ていた。

一番病状がひどい時を思い出せば、自分の不快だと思ったことを取り除こうとして、自分の髪にはさみをいれてしまうようになったことは大きな良い変化。

そう思うようにした。

靴だけは冬物

義父母宅に私たちは4人で前泊した。

結納当日玄関で義母の足先を見たら、真っ白い運動シューズに私が買い揃えた洋服という組み合わせだった。

「お義母さん、シューズじゃない靴はないの?」

と聞いたら、冬仕様の足首まである黒いブーツしかないという。

私も靴のことまで気が回らなかった。

ズボンのすそで足首はかくれるので、ブーツを履いていくことになった。

顔も洗わないので、目やにがたくさんついているのをティッシュを濡らして取りのぞいた。

両家合流

結納の儀の間も会食中も、ずーっと下を向き続ける義母。

義父から話を振られたりしなければ答えない。

集合写真の時は、義母だけ何回シャッターを切っても目線がそれてしまい、カメラマンがイライラしていた。

結局目線が合わないままの写真となった。

義父がお調子者なので、どうでもいい話を両家の会食中もずっと話を続けていて、義兄が何度もうるさいと注意をしていた。

義母が本来こういう場ですべきことは、やはり相手と相手の両親に対してコミュニケーションをとっていくことではないのかと思う。

相手の母親がよくしゃべる人だったので、私が代わりに話をつなぐことにした。

義兄は、相手の両親とは実の両親である義父母とよりも仲良くしているようで、結納会場へ来るときも帰るときも相手の家族と一緒だった。

義兄の人生にとって大切な日でおめでたいことだから、何事もなく印象良く終わりたい。

そんな気持ちで夫や私たちがここまでに至るまでどんなことをしてきたかなんて、義兄は何も知らない。

本来であれば披露宴は先でも、もう入籍して長男の嫁という人間が増えたのだから、次男の夫やその嫁の私の負荷は軽くなるべきところ。

それなのに、これからどんどん重くなっていきます・・・

 

続きはまた今度。